PMAN2

分類 学位論文・卒論・特別研究
Author(s)/ 著者名 石田 豊実
Key/ キー Ishida Toyomi
Title/ 表題 生体データと作業履歴に着目した プログラム理解過程の分析
Month/ 刊行月 March
Year/ 出版年 2018
Note/ 付加情報 卒業研究
Annote/ 注釈
Abstract/ 内容梗概 プログラム理解やデバッグにおいて,プログラマの状態を計測する方法として脳波や視線が用いられている.脳波は人の精神状態との関連があるとされており,視線はプログラム理解やデバッグを行う際の傾向を見るのに用いられている.脳波と視線はプログラマの状態を定量的に分析するのに有効な手段であるとされている.プログラマの状態を把握するために脳波や視線の計測を行う研究は多く行われている.しかし,バグを探しているプログラマの状態を把握するために脳波と視線を同時計測した研究は行われていない.よって本研究では,バグを探しているプログラマの状態を知るために脳波と視線を計測し分析する.バグを発見するためには,ソースコード中の間違いに気づかなければならないが,そのためには仕様やソースコードを理解している必要がある.本研究ではバグを探しているプログラマの状態をプログラムの動作を理解しているかとバグを正しく判断出来るかの2 つに分ける.2 つの状態に対し,脳波と視線を分析し違いがあるか検証する.実験では,脳波の周波数成分であるα 波とβ 波を計測指標とし,プログラム動作を理解している時とそうでない時で差があるか調べる.また,バグを正しく判断できる時とそうでない時に差があるかも調べる.実験では被験者にタスクを与え,プログラム動作を理解するステップとバグを判断するステップの脳波と視線を計測する.プログラム動作理解ステップで計測した脳波を分析し,プログラム動作を理解できた時とそうでない時のα やβ の大きさを比較し考察する.バグ判断ステップで計測した脳波を分析し,バグを正しく判断できた時とそうでない時のα やβ の大きさを比較し考察する.実験の結果,プログラム動作理解ステップでは動作を理解した時は動作を理解していない時に比べ,α が有意に大きくなった.バグ判断ステップでは正しく判断できた時は正しく判断できなかった時に比べ,β が有意に大きくなった.この結果は,バグを探しているプログラマの状態を把握するための手がかりになると考えられる.
論文電子ファイル


[9-35]  石田 豊実, 生体データと作業履歴に着目した プログラム理解過程の分析, 2018.

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